食事後の眠気は糖尿病かも?食後の眠気は糖尿病の初期症状です
2016/10/30
食事の後に眠たくなる事はありませんか?通常、食後に眠たくなるのは、消化のためにエネルギーを使うため、体を休ませようと眠たくなっています。
しかし、食後の眠気が堪えきれないほどのものである場合、その眠気は糖尿病のせいかもしれません。朝食後、ランチ後、夕食後、など、食べた後1~2時間ほどで強烈な眠気に襲われる方は注意が必要です。
こちらでは、食事後の眠気は糖尿病かも?食後の眠気は糖尿病の初期症状ですという情報を紹介します。
食後に眠たくなるのは胃腸でエネルギーを消費するため
食後の眠気は、糖尿病かも?と不安を煽る記事を書いていますが、実際のところ人間の体は、食事をした後は多かれ少なかれ眠たくなるようにできています。ですので、軽い眠気に襲われるぐらいであれば安心してくださいw
人間が食後に眠くなってしまう理由は、食べ物を消化のために胃腸でエネルギーを消費しているからです。そのため、一時的にエネルギーの消費が高まってしまい、体が休息のために眠気を誘発しているわけです。
とはいえこの眠気は一時的なものです。食べ物の消化がすみ、血糖値があがればすぐにエネルギー不足は解消し、また活動的に動けるようになります。食後15分後には食事はエネルギーに変換されはじめますので、食後15分以降は眠気を感じないはずです。
しかし、食後の眠気が食後15分以降も続き、本当に耐えがたい眠気である場合は注意が必要です。この場合の眠気は、胃腸のエネルギー消費ではなく、糖尿病特有の血糖値の乱高下によって引き起こされているかもしれないからです。
食後の急激な眠気は糖尿病の恐れあり
食後に耐えがたい眠気に襲われる場合、おそらくその眠気は糖尿病によって引き起こされています。糖尿病によって引き起こされる眠気はどれほどのものかというと、朝起きた後の朝ごはんの後でも眠いものや、昼食後、仕事中にまったく集中できないほどの眠気です。
なぜこのような耐えがたい眠気が引き起こされるのかというと、血糖値の乱高下による落差から眠気が誘発されています。通常の方であれば、食事後に上昇した血糖値が緩やかに下がっていきます。しかし、糖尿病の方では食べ過ぎによって血糖値が急激に上昇したのち、インスリンの過剰分泌により急激に血糖値が下がることになります。
この血糖値の落差により人間の体は急激な眠気を発生させているわけです。また、インスリンが過剰に分泌されている状態というは、膵臓に負担をかけている状態でもあります。この状態ではいずれ膵臓は壊れてしまい、インスリンが分泌されない、重度な糖尿病へとなってしまいます。
このような事を糖尿病を避けるためにも、食事の際には必ず食べ過ぎないように心がけておきましょう。また急激な血糖値の上昇を避けるためにも、ご飯から食べるのではなく、消化の緩やかな野菜や食物繊維の多いものから食べるようにしましょう!