糖尿病を治すにはどうすればいいのか?糖尿病は完治するのか?
糖尿病を発症してしまった際、もっとも気になるのは、糖尿病が治るのかどうかということ。実際のところ、糖尿病って完治するのでしょうか?
こちらでは、糖尿病を治すにはどうすればいいのか?糖尿病は完治するのか?という情報を紹介します。
糖尿病を治すにはどうすればいいの?
糖尿病という病気を治すためにはどうすればいいのでしょうか?糖尿病を発症した患者の大勢が気にするこの悩み。この悩みに答えるには、そもそも糖尿病という病気を治すという事はどういうことなのか理解しなければなりません。
糖尿病が完治すれば、昔のような食生活、生活習慣に戻れるか?というと絶対に無理です。そもそも、自堕落な生活習慣のせいで糖尿病になったにも関わらず、もとの生活習慣に戻れると思うほうが間違いです。
糖尿病を治すという事が、運動療法、食事療法などの生活習慣改善によって血糖値の上昇が収まり、糖尿病の症状が出なくなるという事であれば十分に可能です。
実際の糖尿病治療でも、腎臓、インスリン抵抗性、血管、神経などが悪化しないように、運動療法、食事療法、場合によっては薬物療法を用いて血糖値のコントロールを目指しています。
しかし、残念ながら糖尿病は悪化すればするほど、血糖値のコントロールができなくなってしまう病気です。というのも、糖尿病が悪化してしまうと、すい臓が壊れてしまい、インスリンが分泌できず血糖値が全く下がらなくなってしまうからです。
さらに、すい臓は完全に破壊されてしまうと、2度と元には戻りません。インスリン分泌が止まってしまうと、インスリン注射が必須となってしまいますので、早めの治療を心がけましょう。
とはいえ、最近の糖尿病治療では、インスリンを注射などで補い、すい臓を休ませることですい臓機能が回復することがわかりました。諦めずに運動療法、食事療法を続けていきましょう。