糖尿病は血液と血管の病気! おしっこに糖分が漏れる病気という認識は間違いです!
糖尿病はおしっこの病気だと勘違いされがちです。しかし、実際には糖尿病という病気は血液と血管の病気だという事を認識しなければなりません。
こちらでは、糖尿病は血液と血管の病気! おしっこに糖分が漏れる病気という認識は間違いです!という情報を紹介します。
糖尿病は血液と血管の病気!
糖尿病はその病名のせいか、おしっこに糖分がもれてしまう病気という認識だけで収まっている方が大半です。しかし、糖尿病という病気は、高血糖、高血圧な血液により引き起こされる血管と血液の病気なのです。
というのも、おしっこに糖分がもれてしまう原因は、高血糖、高血圧な血液により、腎臓の毛細血管である糸球体が詰まって破れてしまうからなんです。これにより隙間のできてしまった糸球体では、糖分を再吸収することができず、尿に糖分が漏れ出してしまうわけです。
他にも、足の血管と神経が詰まってしまう事引き起こされる糖尿病足病変や、目の毛細血管が破れて引き起こされる糖尿病網膜症など、糖尿病の症状というのは血管と血液に関するものばかりなのです。
そして、糖尿病の症状というのは、そのどれもが出てしまったら治らない不可逆なものばかりなのでなのです。それこそ、糖尿病足病変では足の切断のリスク、糖尿病網膜症では失明のリスクが跳ね上がり、症状が現れたときには遅かったという事が多いのです。
ですので、糖尿病だけど症状ないから大丈夫!という甘い考えは即刻辞めましょう。そういう甘い考えな方から腎臓、足、目を奪われてしまっているのです。
5年後10年後に後悔しないためにも、今から生活習慣を改善し、運動療法や食事療法で、血糖値と血圧のコントロールをしていきましょう。