糖尿病の検査ってどうやるの?診療科目は?血液検査で血糖値を測定
もしかして糖尿病かも・・・という不安があっても、どうやって検査すればいいのでしょうか?また、どこの診療科を受ければいいのでしょうか?
いざ病院で糖尿病の検査しようと思っても、どうやって検査すればいいのかわからないもの。ついつい後伸ばしにしちゃって、いつの間にか糖尿病が悪化していた!なんてことは絶対に避けなければなりません!
こちらでは糖尿病の検査ってどうやるの?診療科目は?血液検査で血糖値を測定 という情報を紹介していきます。
糖尿病の検査は内科で受けられる
糖尿病の検査はどこで行う事ができるのでしょうか?泌尿器科?腎臓科?答えは、内科であればどこでも糖尿病の検査受ける事ができます。
糖尿病という病気は、尿の病気と思われるかもしれませんが、血液でも調べる事ができます。そのため、泌尿器科で行われる尿検査だけでなく、内科でできる簡単な血液検査で調べる事ができるわけです。
ちなみに、内科とは、内臓の臓器を診断し治療するところで、外科手術に頼らない診療科です。分野は消化器官、循環器、神経と様々。一応、糖尿病は、腎臓内科や泌尿器科が担当することになっています。
とはいえ、糖尿病の検査であれば血液検査だけでできるので、血液検査のできる病院であればどこでも行えます。それこそ、美容整形の手術のついでに、何て事もあるぐらいw
なので、糖尿病の症状かも?というような事があれば、どこの診療科?なんて事は考えずに、すぐに近くの総合病院で調べてもらいましょう。どこかしらの内科が血液検査を行ってくれるはずです!
糖尿病の検査をする前日は21時以降の食事を控える
糖尿病の血液検査には、ついでに調べられるような簡単な血液検査と、糖分を摂取し血糖値の推移を測定する糖尿病専用の血液検査があります。そして、どちらの血液検査を受けるにしても、早朝空腹時であることが望ましいとされています。
早朝空腹時というのは、前日から絶食を始めて10時間から14時間経過した状態の事を言います。その際には、水分も水だけで補い、決して清涼飲料水などを口にしないようにしましょう。
これにより、空腹時の血糖値を測る事で、正しい糖尿病の診断が下せるようになるわけです。糖尿病の検査をしたい場合は、前日は必ず夕食は21時までに済ませて、当日は朝ごはんを抜いてから受けるようにしましょう。
血液検査と75グラム糖負荷試験
血液検査では、空腹時の血糖値を測る事で糖尿病かどうか判断します。その際、基準となる血糖値が、70~110。これ以上の数字の場合は糖尿病の疑いがあるとされています。
そして、本当に糖尿病かどうか調べるための検査が、75グラム糖負荷試験です。これは、75グラムのブドウ糖を摂取した30分後、1時間後、2時間後でそれぞれ血糖値を測る検査です。
2時間たった後でも血糖値が200を超えているようであれば、インスリンが働いておらず、血糖値が下げられない状態であると判断されます。これにより本当の糖尿病だと診断されてしまうわけです。
ちなみに、正常値と言われている血糖値は、2時間後の計測値が140以下です。空腹値とまではいかないにせよ、通常2時間もあればここまで血糖値がさがるんですね。