糖尿病の予防・改善のための運動の時間はどれくらい?1回20分以上が糖尿病に効果的です!
糖尿病の予防、改善のためには運動を!と言われています。しかし、いざ運動をしようと思い立っても、どれくらいの時間をかけけるべきなのかわかりませんよね。
糖尿病の予防・改善のための運動時間は、1日1回20分以上が良いとされています。また、毎日続けるためにもきつすぎない運動であることが、長続きさせる秘訣です。
こちらでは糖尿病のための運動の時間はどれくらい?1回20分以上が糖尿病に効果的です!という情報を紹介していきます。
糖尿病の予防・改善のための運動時間は20分
糖尿病を予防・改善するための運動時間は1回20分以上であることが良いとされています。なぜかというと、運動10分後に血液中の糖分を消費、運動15分後には脂肪をエネルギーに変換し始める時期だからです。
糖尿病は、血糖値の過度な上昇によって引き起こされています。そして、特に気を付けなければならないのは、食後に上昇した血糖値。そのため、食後30分から2時間の間に運動を行う事で、より一層効果的な糖尿病予防、改善効果が得られます。
また、20分以上の運動を行う事で、糖尿病を引き起こすもう一つの要因である肥満を抑制することができます。肥満を解消すれば、インスリンの抵抗性を正常に戻すうえ、体形を美しくする事でより運動へのモチベーションを上げることができます。
糖尿病を予防・改善するための運動は、できれば毎日、少なくとも週に4回は行う必要があります。そのため、モチベーションというのは意外と大事なんです!自分の体重や体形の移り変わりをモチベーションに、頑張っていきましょう!
お勧め運動はジョギング、ウォーキング、スイミング
糖尿病で効果的な運動は、ジョギングやウォーキング、スイミングなどの、有酸素運動です。血糖の消費、脂肪エネルギーの消費を目的としているものなので、ダイエットで行われる有酸素運動と変わりありません。
糖尿病の予防・改善で行われる運動の強度は、息が少々上がる程度のややキツイ運動。あまりにもキツイ運動ですと、辛くなってしまい決して長続きしません。運動後に深呼吸をして達成感が感じられる程度の強度を目指しましょう。
一番気軽にできる運動といえば、やはりジョギングでしょう。自分のペースさえ掴めば、毎日継続して運動を続けることができます。とはいえ、運動不足気味の体では、足腰を痛めてしまう事もあります。そういった方は、まずはウォーキングから始めてみましょう。
中には太りすぎていたり、運動不足すぎて、ウォーキングすらままならないといった方もいると思います。そういった方は、スイミングによる運動がお勧めです。水の浮力で足腰をいたわりながらも、有酸素運動としてはかなりの強度を持っています。
ただし、運動によって体を壊さないように注意しましょう。いきなりキツイ運動を20分も続けてしまうと、必ず足腰を痛めてしまいます。まずは、弱い強度の運動から、少しずつ強度を上げていくことをお勧めします。