女性特有の糖尿病の症状!デリケートゾーン、妊娠糖尿病、更年期障害に注意
食べ過ぎや飲みすぎなど、糖尿病は生活習慣のダラケやすい男性のほうが発症するイメージが先行していると思います。
しかし、もちろん女性でも食事のとりすぎや運動不足のままで過ごしていると、糖尿病を発症してしまいます。そして、そんな女性の糖尿病では、女性特有の症状があるんです。
こちらでは、女性特有の糖尿病の症状!デリケートゾーン、妊娠糖尿病、更年期障害に注意という情報を紹介していきます。
デリケートゾーンのかゆみは糖尿病の初期症状
女性特有の悩みとして、デリケートゾーンのかゆみがありますよね・・・。実はこのデリケートゾーンのかゆみが糖尿病の初期症状であることがあります。
というのも、デリケートゾーンのかゆみというのは、ほとんどが感染症です。感染症はどれも細菌によって引き起こされます。特にデリケートゾーンで猛威を振るう細菌がカンジダウィルスです。
そして、その細菌の餌となるのが、糖尿病を発症した方の尿に含まれる糖分です。本来尿に存在しないはずの糖分によって、細菌が繁殖してしまい、感染症を引き起こしてしまっているわけです。
また、糖尿病が進行していると免疫力が落ちてしまいます。そのため、感染症に対して極端に弱くなり,、感染症になりやすくなってしまっています。
デリケートゾーンの痒みにが気になる方は、感染症の疑いとともに、糖尿病の危険意識も持ち合わせておきましょう。
妊娠糖尿病に注意
妊娠糖尿病とは、妊娠した際のホルモンバランスの変化によって引き起こされる糖尿病のことを言います。妊娠すると、妊婦さんは体調や精神が変わるといいますが、その理由の1つがホルモンバランスの変化です。
なぜ、ホルモンバランスが原因で糖尿病が引き起こされるのかというと、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの働き弱まってしまうからです。
妊娠糖尿病は、軽い状態であれば子供が生まれるとホルモンバランスが元に戻り、糖尿病の症状は落ち着きます。そのためにも、妊娠糖尿病が発覚した際には、全力で治療に取り組まなければなりません。
そして、実は、妊娠糖尿病になりやすい方は、もともと糖尿病になりやすい方が、妊娠という体の変化によってあらわれるものです。出産した後も、将来に備えて運動療法や食事療法を始めたほうがいいかもしれません。
更年期障害が原因で糖尿病に
そして、もう1つの女性のホルモンバランスの変化が更年期に起こる閉経です。女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモン優位になってしまうため、多くの女性が体調不良を引き起こします。
このホルモンバランスによる障害を、更年期障害といい、ホルモンのバランスが安定するまで、大変苦労するそうです。
そして、このホルモンバランスの変化はインスリンの分泌にもかかわっています。インスリンが少ないと血糖値があがってしまい、そのまま糖尿病の症状を引き起こしてしまうわけです。
更年期障害で引き起こされる糖尿病も、きっかけは更年期障害ですが、もともと糖尿病の気質の高い方であることが前提です。家族に糖尿病の方がいたりや自身が糖尿病の危険性があると考えている方は、より一層気を付けておきましょう。