夏は糖尿病のリスクを引き上げるペットボトル症候群に注意
2019/04/24
7月に入りだんだんと蒸し暑くなる季節に入りました。こういう時期は炭酸の効いたジュースが美味しいですよね。しかし、このようなジュースを飲む習慣をつけてしまうと、ペットボトル症候群を引き起こし、糖尿病リスクを跳ね上げてしまいます。
こちらでは、夏は糖尿病のリスクを引き上げるペットボトル症候群に注意という情報を紹介していきます。
ペットボトル症候群とは?
ペットボトル症候群とは、喉が渇いてしまった際に清涼飲料水やジュースなどペットボトル飲料を飲んでしまう事でさらに喉が渇いて飲んでしまうという悪循環を繰り返す事を指す言葉です。
ペットボトル症候群は急性の糖尿病の症状が現れたり、繰り返していると糖尿病を引き起こしてしまう原因となってしまいます。そのため、喉が渇きやすい夏の時期はより一層気を付ける必要があります。
何故、水分を摂取しているにも関わらず、さらに喉が渇いてしまうのかというと、原因はペットボトル飲料に含まれている糖分にあります。
というのも、喉が渇くのは、体内の水分が少なくなってしまったという理由だけでなく、実は人間の体では血液中に含まれる糖分が多くなってしまため、水分補給をもって血液中の糖分を薄めるために喉が渇く症状が現れるのです。
そのため、喉が渇いた時にジュースで水分補給してしまうと、血液中の糖分が上昇(血糖値が上昇)してしまい、血糖値を下げるためにさらに水分が欲しくなってしまうわけです。
この際に、さらにジュースを飲んでしまうと、血糖値はさらに上昇しより一層喉が渇くという悪循環になってしまいます。このような事を続けていると、急性の糖尿病や、糖尿病を発症してしまう事になります。
水分補給には砂糖が入っているものを避ける
このようなペットボトル症候群を防ぐためにはどうすればいいでしょうか?一番簡単な事は、砂糖の含まれているジュースを飲まないようにすることです。
そもそも、喉が渇いている時は水やお茶など水分補給だけができるものを飲むべきなのです。そこに甘みや爽快感などを求めてしまうと、糖尿病を引き起こす原因となってしまいます。
それでも、こういった甘い飲み物や清涼飲料水が飲みたくなった時は、必ず水分補給ではなく糖分を補給している事を自覚しながら飲みましょう。そして必要以上の糖分を摂らないように気を付けましょう。