仕事が忙しい!激務な方や職場がブラック企業ほど糖尿病のリスクが高い理由
糖尿病は毎日の生活習慣に左右される病気です。そのため、仕事が忙しく休日出勤などを強制される激務な方や、いわゆるブラック企業にお勤めの方は、それだけ糖尿病のリスクが跳ね上がってしまいます。
特に仕事が忙しい事や、休日出勤や、日付が変わってからの帰宅に、慣れてしまった方は要注意です。精神的に続けることはできても、体はそこまで丈夫にできていません。いつの間にか内臓が壊されて、糖尿病以外の病気にもなりかねません。
こちらでは、仕事が忙しい!激務な方や職場がブラック企業ほど糖尿病のリスクが高い理由を紹介していきます。
仕事が忙しくて睡眠時間が確保できない
仕事があまりにも忙しくて、日付が変わってようやく帰宅、そのまま眠りについて、朝の6時に出社・・・。なんて生活を送ってませんか?ブラック企業にせよ、残業代が貰えるにしろ、このような生活では睡眠時間の確保ができなくなってしまいます。
睡眠時間は体を休める他にも、血圧と血糖値を下げ、血流を穏やかにする効果があります。ですが、睡眠時間が確保できていないと、高血圧と高血糖で血管を傷つけてしまい、動脈硬化、腎不全、糖尿病などの病気を引き起こすことになってしまいます。
また、睡眠時間が短いと、脳の老廃物の排泄がうまくいかず、正常な判断ができなくなってしまいます。そのため、何らかの体の異常が出ても気にならなくなり、気づいたときには糖尿病だったということになってしまいます。
よくブラック企業では「みんな死んだ目をして働いている」なんて言いますが、まさにこれは睡眠不足が原因でしょう。本当にあなたの体は大丈夫ですか?心当たりがあるなら、死んだ目をしてまで働く価値があるのか?ということをもう一度考え直しましょう。
仕事が忙しくて食事まで気が回らない
睡眠時間と同様、仕事が忙しいと食事までに気がまわりません。それこそ、朝は菓子パン、昼はファーストフード、夜はカップ麺なんてメニューを繰り返している人も多いのではないでしょうか?
このような食生活では、塩分、炭水化物の取りすぎで、血糖値、血圧ともに上がってしまいます。そして、それでもなおこのような食生活を続けていくと、5年後には糖尿病予備軍入りしてしまいます。
いくら仕事が忙しくても、せめて朝食と夕食ぐらいは栄養バランスを考えたものにしましょう。外食でも、栄養バランスを考えた食堂などもありますので、探してみることをお勧めします。
仕事が忙しくて病気になっても無理して出社
仕事が忙しくて睡眠不足、さらには食事もまともなものを食べていないとなると、病気になって当たり前ですね。しかも、世の中には仕事の忙しさの余り、病院に通わない方が多いんです・・・。もっと自分の体を大切にするべきです!
手足の痺れ、頻尿、多飲、皮膚の湿疹、動悸などなど、病気の予兆は必ずあるものですが、仕事の忙しさのあまり、病院に通うのはまた今度・・・ということが続いてしまう。まぁありがちですよね。
しかし、この甘さがのちの糖尿病や腎不全を発症させ、後悔してもしきれない人工透析や失明などを引き起こしてしまうんです。
「明日やろうは馬鹿野郎」なんて言葉がありますが、これは仕事だけでなく、体調管理でも言える事と認識しておきましょう!
また、ブラック企業や、激務な会社での健康診断の際には、体に異常があっても「異常はありません」と答えている人が多いそうです。何か病気が見つかると迷惑をかけてしまうと考えている方が多いんですよね・・・。
健康診断の際には、違和感や自覚症状などがあれば正直に答えましょう。内臓がダメになってから後悔しても遅いんです!自分が大事か、所属している会社が大事なのか、激務に苦労している方は今一度振り返って考えてみましょう。
まぁ、激務になれてしまうと、このような事も考えられなくなってしまうのだけれども・・・。