不規則な食事が引き起こす糖尿病 食べる時間帯が不規則だとインスリンの分泌が乱れてしまう
糖尿病は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の悪化によって引き起こされています。そして同時に気を付けたい事が、食事をとる時間帯です。
というのも、不規則な時間帯の食事は、血糖値を下げるためのホルモンであるインスリンの分泌が乱れてしまうんです。また、お腹が減ったときに食べるという食生活は、いつの間にか食べる量が増えている事になってしまいます。
こちらでは、不規則な食事が引き起こす糖尿病 食べる時間帯が不規則だとインスリンの分泌が乱れてしまうという情報を紹介していきます。
食べる時間帯が不規則だとインスリンの分泌が乱れてしまう
糖尿病は血糖値のコントロールができなくなってしまう病気です。その原因の多くは、血糖値を下げるインスリンの効きが悪くなったり、インスリン自体が分泌されなくなってしまうなど、インスリンの問題に起因しています。
そして、このインスリンが一番多く分泌されるタイミングは、毎食後の血糖値が大幅にあがった時です。ですのでほとんどの方は、毎日の朝昼晩の食事後と、決まったタイミングでインスリンが分泌されているわけです。
しかし、糖尿病の方の多くは、食事のタイミングがバラバラかつ量が多いものなんですよね。それこそ、欲望のままおなかが空いたら食べるような事を繰り返すと、朝昼晩に加えて、オヤツや夜食などで食事をとってしまいます。
そして、このような食生活を繰り返していると、常時血糖値が高い状態が続いてしまい、インスリンを分泌する臓器である膵臓が疲弊してしまいます。この状態はいずれ膵臓を壊してしまい、インスリンの分泌が止まってしまう事になります。
特に肥満の方では、脂肪によってインスリンの効きが悪くなる、インスリン抵抗性という状態になっています。この状態では通常よりも膵臓の負担が大きいので、より一層注意しなければなりません。
ちなみに、膵臓も腎臓などと同様に、壊れたら治ることはありません。完全に壊されてしまう前に、食生活を改善し残った膵臓の機能を大切に使っていきましょう。